2011年07月31日

科学的な短眠法 週末がキーポイント

4時間半熟睡法 [単行本(ソフトカバー)] / 遠藤 拓郎 (著); フォレスト出版 (刊)
  
 世界一の睡眠の専門医である著者が説く短眠法。
 平日は4時間半で、残り2日は6時間と7時間半睡眠という。
 平日と週末で睡眠時間を変えるのがポイントだな。
 
 そして、科学的に見ると起床時刻は5時半が最適らしい。
 
朝5時半起きの習慣で人生はうまくいく!……か!? 朝3時起きの謎
  http://sfclub.seesaa.net/article/215423135.html
    ↑朝5時半起きについてはこちら
 
 だからこの2つを組み合わせて、起床時間は5時半で一定にして、睡眠時間に合わせて就寝時間を移動させるという。
  
……確かに科学的にはそうかもしれない。
 しかし自分には無理。実行は遠慮しておきます。
  
 何せ私は6時間睡眠ですが、これでも1日中眠くてだるい。
 休日はすぐに居眠りしてしまいます。
 休日トータルすると7時間半くらい寝ているということで、私の場合、90分睡眠サイクルが5回必要なのだと思います。
  
 思えば私も短眠術に10年以上挑み続け、心身ともにボロボロになり、人生もボロボロになって落伍してしまった。
 酒井洋や藤本憲幸なんかが短眠術の本を書いていて、それをバイブルに挑戦を繰り返したのだった。
 酒井洋と藤本憲幸、この2人の短眠術の本に出会いさえしなければ私の人生はここまでひどく落ちぶれなかっただろう。
 
 これらの本は根性で3時間睡眠を成し遂げよ、というようなもので、それらに比べれば遠藤氏の『4時間半熟眠法』はかなり実行しやすくなっているだろう。
 しかしとても実行できそうにない。
 10年以上短眠術に挑み続けて失敗し続けた後遺症で、眠いことには非常にトラウマが残って、眠いのを我慢することができない心理状態になってしまったのである。
  
 本書でも「3時間睡眠を続けることは良くない」という実験結果が紹介されていて、酒井洋や藤本憲幸の3時間睡眠法は破綻していることが明らかになった。こんな滅茶苦茶なドグマを信じて実行しようと10年以上悪戦苦闘したために人生を棒に振ってしまった。この無駄な努力をもっと有意義なことに使うべきだった。
 
 さらに、人間にとって6時間半から7時間半が最も負担の少ない睡眠時間だということを示唆する実験結果も紹介されている。
 ストレスに弱い人は短眠術なんかに挑戦せずに7時間半たっぷり眠るのがいいだろう。
 
「作業能率を低下させないまま、無理なく睡眠を短縮できるのは6時間である」という実験も紹介されている。
 先に述べたように私は6時間では足らない。眠くてふらふらである。
 私は短眠に挑戦し続けて失敗し続けた後遺症があるので特別だし、生まれながらのロングスリーパーもいるだろうが、大多数の人は6時間寝ていれば十分なんだろう。うらやましいものである。
  
 あまり一般には知られていませんが、眠るのには力が必要です。
「睡眠力」と呼ばれていますが、実は私が作った造語です。最近はNHKでも使っていただいています。
 
って、誰でも思いつきそうな言葉じゃないですか。世界一の睡眠の専門医を名乗るお方が何もそこまで向きになって主張せんでも。
 
 実際 
   ★「超」睡眠力(村崎光邦・著 1996年)
 
 これ、図書館で借りたことある。
 本のタイトルに「超〜」や「〜力」とつけるのが流行った頃、その両方を取り入れたすごいタイトルの本。
 えっ、「超」がついてるからダメですか?
  
睡眠時間のゴールデンタイム説VSコアタイム説
 http://sfclub.seesaa.net/article/217642669.html
朝5時半起きの習慣で人生はうまくいく!……か!? 朝3時起きの謎
 http://sfclub.seesaa.net/article/215423135.html
   
4時間半熟睡法4時間半熟睡法
遠藤 拓郎

朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく! 快適睡眠のすすめ (岩波新書) 「朝がつらい」がなくなる本―ぐっすり眠る、すっきり起きる習慣術。 (知的生きかた文庫) 6分半で眠れる!快眠セラピーCDブック―幸せな人生を実現させる方法 合格を勝ち取る睡眠法 (PHP新書)

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posted by SF Kid at 13:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 睡眠開発BOOKS! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

朝5時半起きの習慣で人生はうまくいく!……か!? 朝3時起きの謎

朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく! [単行本(ソフトカバー)] / 遠藤拓郎 (著); フォレスト出版 (刊)
  
 世の中にはかなり間違った知識が普及しています。
例えば、ベストセラーになった自己啓発本などには
「朝3時に起きなさい!」といった
極端な早起きを奨励するものがあります。

 ですが、少し冷静になって考えてみてください。
 朝3時に起きて、本当に大丈夫なのでしょうか?
 専門医である私にいわせれば、こういった話は、あくまで個人レベルでうまくいったという話にすぎず、再現性がありません。
 いわば「私はこれで儲けました!」という類の話と、何ら変わらないのです。
 
……と冒頭からいきなりのラッシュ。
 しかしちょっと待って下さい。
  
「朝3時に起きなさい!」といった
極端な早起きを奨励するものがあります。
 
 
 
 そんな本、あったのか!
 早起き本・睡眠本マニアの私が見逃していた!
 これはしくじった……!
 と検索してみましたが、見つけることができませんでした。
  
 出てきたのは
  
朝2時起きで、なんでもできる! (サンマーク文庫) [文庫] / 枝廣 淳子 (著); サンマーク出版 (刊)
 
 朝4時起きの仕事術 (しごとハンドブック) [単行本] / 中島 孝志 (著); マガジンハウス (刊)
 
朝4時起きの錬金術―人生の億万長者になる早朝活用法 [単行本] / 中島 孝志 (著); プレジテント社 (刊)

 「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! [単行本] / 池田 千恵 (著); マガジンハウス (刊)
  

 朝2時起きと朝4時起きの間を取って朝3時起きとしたのか。
 名指しを避けて敵を作らない。
 専門家として一般向けの解説書を書く著者としての処世術といったところでしょうか。
 でもこういった処世のためにあえて間違ったことを書いたので星一つ減らさせて頂きます。
  
  
 本書の面白いところは、日の出や人体リズムから科学的に考えて、最適な起床時刻と言うのを割り出しているところです。
 それは朝5時半ということになるようです。
 朝5時半起きを定着させるための生活術についても科学的に考察されています。
 
 睡眠についての科学的な知見を知ることができるので一読するのも良いのではないでしょうか。
  
 あと、同じ遠藤拓郎さんの前著で、科学的に睡眠時間を短くする方法を考察した『4時間半熟睡法』という本もあるようで、今度こちらも読んでみることにします。
 
4時間半熟睡法 [単行本(ソフトカバー)] / 遠藤 拓郎 (著); フォレスト出版 (刊)
  
科学的な短眠法 週末がキーポイント
 http://sfclub.seesaa.net/article/217639670.html
睡眠時間のゴールデンタイム説VSコアタイム説
 http://sfclub.seesaa.net/article/217642669.html
  
     
朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!
遠藤拓郎

4時間半熟睡法 朝1時間勉強法 6分半で眠れる!快眠セラピーCDブック―幸せな人生を実現させる方法 朝2時間早く起きれば人生が変わる!―不思議なほど思い通りにいく人の時間術 (知的生きかた文庫) 「朝がつらい」がなくなる本―ぐっすり眠る、すっきり起きる習慣術。 (知的生きかた文庫)

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posted by SF Kid at 14:18| Comment(1) | TrackBack(1) | 睡眠開発BOOKS! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする