![]() | 「朝30分」を続けなさい!人生勝利へのスピード倍増!朝勉強のススメ 古市 幸雄 by G-Tools |
暑い夏で、夜中に暑くて何度も目が覚める。エアコンは寝入りにタイマーで60分ないし30分つけておくのだが、一晩中必要なのかもしれない。
そもそも私は子どもの頃から、夜寝る時には扇風機やエアコンをつける習慣はなかったのである。寝入りにタイマーでエアコンを付け出したのも昨年の夏が初めてである。やはり温暖化は確実に起こっている。いや、温暖化というより熱帯化である。
そんなわけで夜中の安眠が妨害され、元来悪かった朝の目覚めは目も当てられないほどひどいものである。普通は6時間をめどに起きているのであるが、この夏は7時間以上たたないと起きられない。
早起きに対して、冬の寒いのは大敵だとは分かっていたが、夏の暑いのも大敵だと感じるようになったのは、ここ1、2年である。やはり熱帯化の驚異である。
そんなわけで早起き関係の本を読んでいるのであるが、なかなか実行できない。せめてブログで感想を書こう。
この『「朝30分」を続けなさい!』の著者の古市さんが本格的に早起きを始めたのは独立して起業してからということである。
その点、この前読んだ 朝9時までの「超」仕事術
の著者の見田村元宣さんと同じである。
本の性格として似ている点も多いので、読み比べてみると面白い。
古市さんは
「一気に早起きをせず少しづつ早く起きる」方法を進めているが、
見田村さんは
「一気に起きる時間を早める」方法を進めている。
同じ早起き派でも、考え方は色々ある。だから早起きを目指す人は、色々と読み比べると面白い。読んで実践しながら自分に合った早起きを見つけていくといいだろう。
本書に対するアマゾンの書評を見ると賛否両論である。
私は本書は正論というか、楽して奇跡的に成果を上げることができる、という高額情報商材のPRのような姿勢とは対極に位置するストイックで地道な自己啓発の王道を説いていると思う。
とにかく成果を上げるにはやるしかない、しかしやればやったなりの成果が得られる、という。
(著者は液体が気体になることを例に出している。成果が確実に現れるのは15か月後だという。ちょっと長い。かなりストイックな姿勢である。本書はこのストイックな姿勢が貫かれている。)
人生のステージ別勉強法というのが提唱されているが、独身時代には将来のためにがむしゃらに勉強せよ、ということである。
なるほど、結婚して子どもができれば自分のためだけに時間を使えなくなるというのは、上司の話を聞いていても想像できる。
金も時間も勉強に投資できるというのは独身時代の強みである。
また、本は繰り返し読むこと、とも書かれている。
よく速読をマスターされた方が1日1冊とかいってブログやメルマガを書いたりしていて、うらやましく思うことがあるのであるが、量ばかりこなしても駄目で、繰り返し読むのが大事なのである。
しかし、速読をマスターしていれば繰り返し読むことも速読でできる。やはり速読はマスターしないといけない。
わらし仙人様が50回速読法ということを書かれていた。同じ本を50回読むことが速読の訓練にもなるという。速読の訓練にもなり本の内容を無意識に落とし込めることにもなるのだから、すごい方法である。
最後の「エピローグ」も味わい深く、含蓄に富んだ素晴らしい文章であった。このエピローグだけでも立ち読みする価値がある?
(著者は本は身銭を切って買って繰り返し読まないと身につかない、と書いているが)
本人の努力と成功・不成功の相関関係は明らかに存在する、
我々は、我々の家系の最新版改良バージョンである、
少し前までは勉強したくても学校に行けない人が大多数を占めていた。私たちの世代はなんと恵まれていることか。
我々が親からバトンを渡されて走っている。ラクをすれば次の走者・つまり我々の子どもが迷惑をこうむる……。
社会人の自己啓発書としてもいいが、高校生や大学生が読むのもいいのではないか?
特に大学受験を控えた高校生が読むと、受験勉強がはかどるのではないだろうか。
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